東京都庁とのスタートアップ協働プロジェクトに二期連続採択決定

東京都庁とのスタートアップ協働プロジェクトに二期連続採択決定

更新日: 2024.10.19

京都大学発兼、松尾研発スタートアップ株式会社エムニ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:下野祐太、以下「エムニ」)は、東京都庁の現場対話型スタートアップ協働プロジェクトにおいて、昨年に続いて二期連続で採択されましたことをご報告いたします。

開発背景と課題

東京都水道局は、安定した水道事業運営を目指し、3~5年ごとに中期経営計画である「東京水道経営プラン」を策定しています。現行のプランでは、過去の実績に基づく料金収入見込みを算出していましたが、新型コロナウイルスの長期化とその回復の遅れから、見込みと実際の収入との間に乖離が生じています。

また、令和8年度からの次期プラン策定に向けては、気候変動、人流の変動、コロナ禍を経た生活様式の変化など、従来以上に多様な因子を考慮し、関連性の高い要因の分析が求められています。

プロジェクト概要

そこでエムニは東京都水道局と協力し、気候変動や人口動態などの外部環境の変化に対応した持続可能な財政運営を目指す新プロジェクトに着手しました。このプロジェクトでは、最先端のAI技術を活用して水道料金収入の予測モデルを構築し、より効果的な財政管理が可能となることを目指しています。

「料金収入が変動するさまざまな要素を分析し、簡単に収入見込みが算出できるフォーマットを構築したい」という現場の声を反映して開発を進めています。

代表下野のコメント

昨年に続いて二期連続で採択いただいたことに、深く感謝申し上げます。

当プロジェクトは先進的なAI技術を活用し、都庁職員および市民の皆様の生活を支える重要な一歩となることを確信しております。この採択を誇りに思うとともに、エムニが社会的な課題解決に貢献できるよう、社員一同尽力して参ります。

■詳しくはこちらの記事をご覧ください

「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」協働プロジェクト一覧

■ 株式会社エムニについて

株式会社エムニは「AIで働く環境を幸せに、世界にワクワクを」というミッションのもと、製造業を中心に各企業ごとにカスタマイズされた『オーダーメイドAI』の開発及び導入支援に取り組んでいます。

京都大学大学院でAI研究に従事したメンバーや、東京大学院工学系研究科松尾・岩澤研究室とビジョンを共有する松尾研究所でAI社会実装に携わったメンバーが、貴社に最適なAIを提供いたします。

会社名:株式会社エムニ
代表取締役CEO:下野祐太
本社/東京オフィス:〒113-0033 東京都文京区本郷6丁目25-14 宗文館ビル3階
京都オフィス:〒606-8307 京都市左京区吉田上阿達町17番地 地域経済牽引拠点3階
事業内容:製造業特化型オーダーメイドAIの開発
企業理念:「AIで働く環境を幸せに、世界にワクワクを」

【本件に関するお問合せ】
株式会社エムニ広報部
担当 藤田
Email:sayako.fujita@emuniinc.jp

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