エム1の製品開発スタート

更新日: 2023.8.4

エム1の製品開発スタート

概要

2023年7月20日から、生成系AI活用型ノーコードプラットフォーム「エム1」の製品開発をスタートしました。

背景

昨今、少子高齢化の進行に伴い、AI等のテクノロジーを用いた効率的な業務形態が求められています。

そこで注目されている技術として、ChatGPTが挙げられます。

ChatGPTは高度な会話理解と文章生成能力を有しており、ホワイトカラーを始め、多くの仕事のやり方を根本的に変えてしまうポテンシャルが有ります。

しかしながら、まだ我々の仕事や生活は、ChatGPTによって劇的には変化していません。

その理由として、大きく以下の3つの障害があると考えています。

  1. ChatGPTをSlackやZoomといった他機能(アプリ)と連携できないこと
  2. ChatGPTを用いた処理を自動・定期実行できないこと
  3. 外部への情報漏洩に加えて、内部でも情報の統制がとれないこと

こういった3つの課題を解決するプロダクトとして、「エム1」の開発を始めました。

製品詳細

エム1を活用することで、誰でも簡単にノーコードで生成系AIを活用したオリジナルのシステムを構築する事ができます。

「エム1」を活用するメリットとしては、大きく2つに分かれます。

  1. 情シスやエンジニアの方向け:生成系AIを活用したワークフローを高速で開発可能に


    エム1を活用する利点は、より詳細に3つ挙げられます。


    1つ目は、生成系AI以外の開発工数の大幅な削減です。ノーコードでシステムを作ることができるため、面倒なAPI連携やUI作成などは必要ありません。

    2つ目は、生成系AI活用に関するPDCAをハイサイクルに回せる点です。自由にワークフローをカスタマイズできるため、ユーザーフィードバックを参考にプロンプトや出力方法を調整したり、様々なアイデアをワークフローとして構築して挙動を確認することができます。

    最後に3つ目は、既存SaaSにはない、痒い所に手が届くオリジナルのワークフローを構築できる点です。自分でワークフローを作成するため、それぞれの業務形態に合わせた形で運用することができます。

  2. 実際に業務に取り組まれる方向け:単純業務からの解放と業務クオリティ向上

    生成系AIを活用することで、議事録の要約やメール文面の確認といった単純業務を丸々削減することができます。

    またカスタマーサポートにおいて発生する、担当者ごとの回答のバラツキを最小化したり、24時間365日の対応を可能にしたりと、日々の業務のクオリティを向上させることにも繋がります。